薬局で使う文房具が切れたので、今日の日曜日は買い物に行く予定だった。昨夜のニュースで、今日の岡山県の気温が３８度に達する可能性があることを知り、興味本位で、その気温を記録するだろう時間帯に出かけてみることにした。
最近は、国内最高気温を関東地方を始め、山陰 北陸、東北、北海道などと、従来なら考えられないような地域が記録する日々が続いているから、３８度を体感的に味わっていないと、同じ土俵の上に立てないと思ったからだ。
青空駐車場に置いているから、車に乗り込んだ時の暑さはさすがに殺人的だった。ゆっくり車を冷やしながらスタートをするタイプではないから、１分もすればすでに車は走らせていた。まだ冷え切っていないからのぼせ感はあるが、危険だとは思わなかった。
一方、市内のホームセンターに着いて駐車場を歩くと、これが３８度だと言う実感はなかった。この夏、とにかく刺すような太陽を経験しているから、それと同類に思えた。１度や２度の差を、鑑別する能力はないから、とにかく暑いくらいの漠然とした体感しか残らなかったが、ほとんどの国民が同時進行で経験している命に係わる暑さを経験した。
子供も大人も老人も、皆が同時に初めて経験している暑さ。常識が一変した夏。願わくば、もっと喜ばしいことで、全世代が同時に経験できることがあったらいいのに。
