四季

 今を凌げばこんなに快適な日が来るのかと、若干希望が湧く。
 いつもなら汗をかきながら薬を配達してくれる漢方問屋のセールスが、爽快な顔で入ってきて、今日の気温が26度だと教えてくれた。さすがに10度も一気に気温が下がれば、体感的には季節が一つ先に進んだようなものだ。秋を待てばこんな爽やかさに包まれるのかと期待する。
 ニュースである大学の先生が解説していたが、日本では四季がなくなり夏と冬の二季になるそうだ。夏はこのところ早く始まり何時までも暑いし、秋をまだ堪能していないのに冬にとって代わるし、確かに先生の言うことが実感としてわかる。
 春こそ、この国の人が持っているふんわりとした穏やかさが満ち、秋こそこの国の人が持っている侘び寂びが際立つのに、その季節がなくなれば、他国の合理主義に自然観まで侵されそうだ。すべてが二者択一の単純な価値観で覆われてしまう。

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