設定

 涙無くして見ることが出来ない番組に「盲導犬を育てる家族との別れ」がある。登場人物?は、たいていはゴールデンレッドリバーと幼い子供。この設定が異なっても涙を誘われるのかどうかは分からない。何せそれ以外のシチュエーションをあまり見たことがないので。
 今日食事中に見ていたテレビのコマーシャルで、ベッドに横たわるご主人の下で、同じように枕に頭をのせて眠るレッドリバーが写っていた。まるで人間のように見える。大きくて穏やかな顔。仕草からしてもつい擬人化してしまう。だからこそ、飼い主との別れをも、涙を誘われてしまうのだ。
 もし登場人物?が、闘犬やご法度の裏街道を歩くような人物だったらどうだろう。涙を誘われるどころかチャンネルを変えてしまうだろう。
 お涙頂戴にまんまとはまるのが分かっていながら、つい見続けてしまうのを防ぐために、最近は最初から見ないことにしているが、時に涙が恋しくなることもある。 
 僕は、道義的に飼うことが許されない世代に突入しているから執着はないが、もしそうしたチャンスに恵まれていたら、もっともっと柔らかな日々を過ごしていたのだろうなと思ったりする。

三浦瑠麗の心の闇・・・夫が遂に東京地検特捜部に逮捕!業務上横領4億円以上・・・それでも妻は平気?それはなぜなのか?安冨歩東大教授。一月万冊 - YouTube