総社の第九

 僕には、その差が分からなかった。十分すぎるほど堪能させてもらったのは、むしろ今日の「総社の第九」のような気がする。
 シンフォニーホールとの音響の差か、オーケストラの力の差か、合唱団の歌声の差か?僕には全くわからなかった。どうしてチケットの値段が、3倍も4倍も、その上もするのか。できれば僕は今日の出演者の方々に、シンフォニーホールの入場料を払いたかった。いつものように訳もわからずに感動して涙を流したが、若い人たちの姿にも感動した。だから少しだけ涙が多かったかもしれない。
 素人の耳には、まったく引けを取らぬ演奏と合唱だった。ロビーで出演者を見たが中学生も混じっているように思った。若さではひょっとしたらどこの会場にも負けないのでは。若さが未熟の象徴ではないことをはっきりと舞台で示してくれた。感謝しかない。
 クラシックにほとんど興味を示さないベトナム人に、帰路来年のチケットを所望された。彼女たちの心を打ったのは、ひょっとしたら、若い演者の熱意だったのかもしれない。
 今日は是非名前を挙げて感謝したい。来年はもっと盛況でありますように。僕のチケットが手に入る前提で。
くらしき作陽大学管弦楽団 
総社第九合唱団(くらしき作陽大学 作陽短期大学 総社東中学校合唱部グリー 総社西中学校コーラス部・男声合唱団 総社高校合唱部 合唱団こぶ)

 

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