空き家

 何処が、何が、そんなにいいのだろうか土着の人間にはわからない。もっとも、僕は牛窓に帰ってきてよかったと思っているが。
 福島の原発事故をきっかけに牛窓に移住してきた女性が買い物に来た時に「牛窓はいいところです」と言った。最高と言う言葉も発したような気もする。
 今頃になって敢えてそんなことを言ったのは、最近仕事でご主人とお子さんとでポルトガルに行ったそうだ。ご主人は海外で暮らすことを望んだらしいが、奥さんは「牛窓がいい」と再確認して帰ってきたそうだ。
 芸術活動をしている彼女は、牛窓に空き家がないかしばしば尋ねられるそうだ。僕みたいに家や土地に固執しない人間なら即断即決で貸してあげるが、なかなか家を貸すと言うことはハードルが高いみたいで、希望に添えないことがほとんどらしい。
 「牛窓に移住したい人いっぱいいますよ」と嬉しいことを言ってくれるが、空き家だらけの町でも空き家不足とは、なんと、も面白くて残念な話だ。

 

マイナンバーカードと紙の保健証廃止。本当の恐怖と裏の利権。総務省等と電通・パソナの利権を排除してからやれ。日本政府の利権拡大。残念だがデメリットでかすぎ。安冨歩東大教授。一月万冊 - YouTube