合点

 そうか合点がいった。今まで不思議だなあ、不思議だなあと思い続けていたから。
 コロナ患者の発表は、インフルエンザみたいに発病した人の数ではなく感染者だ。PCR検査の陽性者だ。おそらくほとんどの人は元気なのに見つかったのだろう。その感染者の発表で、性別や年齢が非公表の人がとても多い。また、日本人か外国人かの区別も発表されない。
 僕の薬局には大阪や東京、広島辺りからセールスがしばしばやってくる。コロナ本場地帯から堂々とやってくる。僕は興味があるから本場のコロナ騒動を尋ねてみるのだが、いまだ訪ねてくれたセールスの家族や会社や地元で、誰一人コロナ感染者が出たことがないみたいだ。「どこにいるんでしょうね」と不思議がる。本場に暮らしながら、誰一人知らないのだ。満員電車で通勤している人ばかりだから、渦中の人であると思うのだが、まるで蚊帳の外。
 身近にコロナ患者がいない理由が分かった。ある地方都市で市会議員がコロナ陽性患者の内訳を議会で質問したときに、なんと外国人が6割と市から回答があった。これは去年の質問で今はもう8割が外国人みたいだ。それもベトナム人やブラジル人など、集団生活する人たちの間で、ウイルスを持っているだけの話なのだ。日本に出稼ぎに来るほど元気な人たちだから、ほとんど発症していないと思うが、調べられたら偶然ウイルスを持っていたってことだろう。
 どうしてアホコミや政府や自治体は、国籍を発表しないのだろう。低賃金で大企業やブラック企業で働かせている人たちを、日本に入れるなという運動がおこることを心配しているのだろうか。彼らがいなかったら、日本人に高い給料で働いてもらわなくてはならなくて「損をする」くらいに思っているのだろうか。もし本当に彼らに感染が偏っているなら、日本人の自粛などしなくて済むのに。
 汚部、カスと続いたせいで、日本人は知らされないことに違和感を感じなくなっている。おいしいことなど特に蚊帳の外になっていること気が付かずに、哀れなものだ。

 

https://www.youtube.com/watch?v=PYvY12ElGbM