報告

ある医学生

 嬉しい報告です。気が付いてみればと言う過程をたどる人がほとんどです。貴女が将来遭遇する慢性的な疾患も多くの場合同じような過程をたどるのではないでしょうか。今か今かと待ち望んでも、時間を要するものは多いです。若い時にはなかなか受け入れられないですが、僕みたいになると、すべてがその範疇にはいってしまいます。
 さて、貴女がカフェでアルバイトを始めたそうで、それもまた僕にはうれしい報告です。将来貴女の前に腰掛ける患者さんは、本当にいろんな境遇を背負った人たちです。貴女が今まで触れた人たち、これから職業的に触れ合う人たちとは、いろいろな面で違う人たちも多いです。貴女がそう言った人たちを理解できることはとても重要なことです。
無限に続く患者さんに寄り添うことは出来るはずもないしする必要もないですが、理解できることは必要です。恐らくカフェではあなたは多くの人に頭を下げるはずです。近い将来貴女はいっぱい多くの方から頭を下げていただく立場になります。頭を下げてもらうより、頭を下げる方が、意外と心地よい、そんな経験もできるといいですね。
ヤマト薬局