尊厳

近畿財務局の男性職員が自殺したらしいと報道されて、ああ殺されたんだと思った人は僕だけではないだろう。直接手を下されたわけではないだろうが、実質は殺されたようなものだ。誰に殺されたのかな。直属の上司?その上の佐川急便?その上の阿呆財務大臣?その上のアホノミクス?。そうだ最後に上げたやつに実際には殺された。あいつの悪行を隠すために悪の手助けを強いられ、正義感との葛藤だったのだろう。
 それにしても皆いい顔をしていないなあ。下から上を見上げるような佐川急便、口をいがめて精神もいがめて人を馬鹿にする阿呆財務大臣、小心を隠すために酒の飲みすぎか、漢方で言う水毒かしらないが浮腫んだ顔のアホノミクス。だれも全うな顔をしていない。こんなやつらにこき使われ犯罪もどきの加担まで強いられ、挙句の果ては殺されたんじゃあ浮かばれない。世の疫人たちも見ただろう。所詮政治屋とはこんなものだ。如何に太鼓もちみたいに飼い犬宜しく尻尾を振っても、お役ゴメンとなればこんなものだ。どうせなら、精神を冒される前に全うなことをしたらどうだ。世のため人のために行動し、一矢も二矢も報いたらどうだ。あちらは一死をここぞとばかり利用してくるのだから。
 公務員よ立ち上がったらどうだ。こんなことをしていたら、いつの間にかあんた達の子や孫がまるで雑巾のように扱われる。汚いところを掃除するだけの道具、日の目も見られない日陰干しの身になる。わが子だけはそうならないなんて幻想だ。天皇よりえらくなりたいアホノミクスにとっては、国民はただの馬車馬だ。人参と鞭さえあれば簡単に扱えると思っている。公務員よ、馬鹿にされるのもほどほどにして尊厳を取り戻して欲しい。