裏話

 昨夜「主治医が見つかる診療所」と言う番組を見ていると、ヒハツと言う植物が毛細血管の老化にいいと言うような話をしていた。漢方薬ではないが、勘違いして薬局に問い合わせがあるのではないかと思っていたら、案の定午前中に1人の男性から問い合わせがあった。僕のところに来る前にドラッグストアやスーパーなどを回ったらしいが何処にも扱いがなくて、最後に僕のところに来たらしい。漢方薬ではないからと断ったのだが、とても欲しがっていたので漢方薬の問屋さんに問い合わせてみた。すると昨日の番組について面白い話をしてくれた。その話を教えてくれたのは、僕が漢方薬を手に入れるのにいつもお世話になっている漢方問屋の専務さんなのだが、生薬だけでなく色々なその分野における裏話まで知っている。勿論僕がお世話になっているのは表話ばかりだが、裏話を教えてもらい、僕が馬鹿な役回りを演じることを防ぐのも大切だ。そうして少なくとも僕の薬局を利用してくださる人は守る。  ある1つの会社がヒハツを持っているそうだが、そんなもの売れたためしがないから在庫が少ない。それを全国の薬局で分けるのだから、1週間待ってといわれた。待ってまで利用するものではないのですぐに断ったが、その時の話が興味深かった。こんな話は拡散して、不正義な奴らを暴かなければならない。そこから発展して、「馬鹿にするなよ」といつも凛とした大衆でなければならない。なめられたらいけんぜよ。  当初番組は、同じ内容をニッケで放送するつもりだったらしい。ところが1週間前に同じような番組でニッケを取り上げた他局があるらしい。そこで急遽キハツと言うものに変えたらしい。だからそのことは専務さん達も知っていて、キハツなるものが売れると思っていたらしい。ところが商品が先に述べた理由でないものだから、これから粉にしたキハツを作るらしい。  この話が本当なら、あのひな壇に並んでいる医者達は何なのだ。そう言えばキハツを紹介していた女医の表情がひどく暗くてこわばっていた。心ここにあらずのような受け答えだった。ひょっとしたら・・・・・と勘ぐりたくなる。  アホコミなんてこの程度だ。電通に殺された東大出の女性も然り、原子力の巨額の宣伝然り、汚リンピックの企業の儲けのための誘致然り、金と権力の手先になり、酷民の洗脳の手段に使われている。信じないことだ。見ないことだ。読まないことだ。そして許さないことだ。