連休

 僕には2人、大切な先輩がいて、1人は岐阜、もう1人は高山にいる。岐阜の先輩はもう30年くらい会っていないだろう。高山の先輩は5年くらい会っていないかもしれない。正月以外連休を取ったことがなかったが、今年のゴ-ルデンウイークは4連休を取ることになるだろう。祝祭日も休むと公言したのだから、意地でも休まなければならないが、牛窓にいたら電話をかけて沢山の方がやってこられる。そこで、公然と薬局を留守にするために2人に会いに行ってやろうかと考えている。僕のほうから出向くのは初めてだ。ただ、僕が尋ねることであちらが折角の連休の日程を空けてくれるのは申し訳ないから、直前に電話して家にいるなら訪ねることにする。それと、僕自信の腰の心配もあるから、約束しておくと言うのは避けたい。僕の腰は痛いのも勿論だが動けないと言う致命的な症状になるので、約束はプレッシャーになる。その日になって調子がよければ「これから行くぞー」なんてのが好ましい。もう一生治らないのではと思っていた僕の腰も、老人処方に代えてから少しずつよくなり、腰のことが頭に浮かばない時間がかなり増えた。このまま改善すればどこへでも行けそうだ。岡山から高山の間で、途中どのような寄り道も出来るから、もし、僕の薬を飲んでいてくれている人で、僕に会った方がよいと思う人は遠慮せずに言ってほしい。なるべく寄り道をしようと思っている。どうせ、時間も泊まるところも何も決めないから、もうヤーメタと言って、そそくさと帰ってくるかもしれない。風まかせならぬ腰まかせなのだ。  スケジュールは何も決めないのがいい。その時に臨機応変がいい。なんとか先輩のもとにたどりつけばいい。途中下車で会う人達の役に立てれるならなおさらいい。