教訓

 牛窓の夏は昨日から本番だ。明らかに様相が変わった。夏でも暑くて困りもしないと言う日が続いていたが、昨日は明らかに違い、今日はもっと違う。
 昨日の朝、草刈の途中に、急に倦怠感を感じた。もう何度も経験しているから、熱中症の入り口だと言うのは分かる。ただわかっちゃいるけど止められないのが昭和の人間の悲しさ。植木等の歌のそのまま、もう一区画、せめてあの草の群れだけでもと欲を出す。倒れるまでにはもう何段階か経過を踏むだろうと、つい敵を甘く見る。こちとらの年齢は、心は二十歳だから癖が悪く、実年齢との開きが大きすぎる。何段階の経過などはなく、ほとんど一気に進む。報道される多くの方はきっと僕と同じような考えではなかったか。根拠のない自信が、あの悲惨な結果を招く。甘く見るには進化し過ぎた気候なのだ。
 最近気が付いたのだが、僕はあまり水分を摂らない。水が嫌いなこともあるが、コーヒーが水代わりだからたちが悪い。補給しているようで出している、訳の分からない嗜好だ。ほとんど1日2杯のコーヒーを基準に、ジュースかドリンク剤を気まぐれに足すだけだ。いったい僕の水はどこから来ているのだろう。供給源は何だろう?
水も滴ると言われ続けたあの水は、いったいどこから?
 熱中症は1秒で始まる。これが何度か入り口あたりで帰ってこれた経験、いやほとんど習慣と言ってもいいが、僕が自分に言い聞かせている教訓だ。

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