視線

 「ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう」このフレーズが幾度もなく頭に浮かんでくるのは、主に漢方薬を作っている時で、この歌に別に励まされているわけではないのに、ユーチューブで中島みゆきのこの歌をアップしている人が多くて、そしてその人たちが本人より上手なことに驚いて、1か月くらい見まくったからだ。
 ただこのフレーズの言っていることはよくわかる。ほとんどの方が日常的に経験していることではないか。自分は行動したり考えもしないくせに、いちいちいちゃもんを付ける憐れな人間は意外と多い。ほとんど周りに人がいなくなっているから、孤立して余計関係ないところまで攻撃を広げる。薄っぺらな人間と周囲にはバレているから味方もなく、ただひたすらに虚勢を張るしか自分の平静を保つことが出来ない。
 メールで相談を受け続けて、周囲の目が気になって仕方ない人が多いことに気が付いた。まったくゼロではないが、僕はそうしたことに惑わされずに行動するタイプだったので、不特定多数からの視線に惑わされることはなかった。自ら不自由を呼び込むことはなかった。僕を断罪する視線を送ることが出来る人、そしてこちらもその視線に応えるように真摯に生きようとする人など、人生で果たして何人いるだろう。その人たちを裏切らないことだけを最低限の行動規範にしたら、周りの人間の評価など「どうでもいい」のだ。
 僕が評価を失いたくない人、それはたった3人。二人の先輩と今は亡き漢方の師。二人の先輩とはもう20年以上あっていないし、先生は亡くなった。時空を超えた3本の視線しか僕には届かない。

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