白黒写真

 休日でクロネコヤマトが集荷に来てくれないから、日が暮れてから牛窓集配所に荷物を持って行った。そのために駐車場まで10数メートル歩いただけなのに、すぐさま冷気に覆われ「寒っ!」と声が自然に出る。
 すぐさま反省する。能登の人の寒さはこんなものではない。日常ではありえない耐えられない寒さ。究極の場に置かれたらこそ耐えられるのだろう。
 被害の具体的な様子が伝わって来るにしたがって、その地の人達の情の深さが伝わって来る。正月に帰省する風習がまだまだ残っていること。家族が集まって正月を祝うこと。3世代が集い幸せな表情を浮かべて写真に収まる人たち。食事や物資を分け合って耐え忍んでいる姿。
 なんとなく牛窓と似ている漁港。海岸近くに建つ家々。色彩を失っている光景が、まるで昭和初期の白黒写真の牛窓のように見える。
 戦車を軍艦を戦闘機をちょっと買うのをやめれば、被災した人たちに今まで以上の生活を保障できる。明日は我が身のこの災害多発国で、それ以上のお金の使い道はない。中国もロシアも北朝鮮も、僕ら庶民を攻めては来ない。庶民を昔も今もこれからも攻めるのは、痔見ん党のお坊ちゃまとその手下たち。

特ダネ解説!自民党議員逮捕!萩生田光一、森喜朗への捜査はまだ消えていない!池田佳隆議員逮捕は始まりに過ぎない!元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊 - YouTube