日焼け

 「日焼けしてどうにもならんから上げるわ」と言われて、話の内容が想像つく人は、自然派の人。
 処方箋を持ってきた男性と、薬が出来るまで雑談をしていた。上記の言葉は、野菜を作っている農家の方のもの。日焼けは人間の専売特許かと思っていたら、野菜にもあるらしい。同じ表現を使うからややこしいが、思い入れの裏返しのような気もした。
 牛窓もかなりの高温で毎日が推移している。いみじくも僕が感じた「刺すような暑さ」と言う表現を彼も使った。とても日中など畑に行けないと言っていたが、その中で出てきたのが「日焼け」と言う言葉だ。
 暑さのせいで葉っぱがしおれて、太陽を遮ることが出来なくて、もろ直射日光を浴びる所が出てくるらしい。南瓜や冬瓜など重量野菜で一部日が当たってしまったところはいわゆる日焼けして、売り物にならないらしい。まさに人間の日焼けと同じで、表皮は炎症を起こして色が変わり、内部は化膿するらしい。人間ではこう表現すればわかるが南瓜の場合は、日焼けしたところだけ色味が変わってしまい、その下が腐りやすくなるそうだ。
 昨日50個捨てたらしいから、捨てる間には頂戴と言うと、近いうちに持ってきてくれるそうだ。獣による被害ばかりが話題に上っていたが、こんなダークホースが潜んでいたとは。いやいやダークホースなどではない、これぞ光の中の光。一番手ごわいかもしれない。

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