簡単

まだ雪が残っているのでしょうかね。
こちらでは梅も終わり、桜を待っているところです。
僕らの年齢になれば心の中には梅も桜も咲いてくれませんから、
せめて実際に木でも眺めなければ、いつまでも厳冬が続きます。
あなたは若いから心の中に咲かせてね。
ヤマト薬局
 

    北海道の方への返信の一部。まだ行ったことがないところだから、テレビの画面越しでしか知らないが、恐らくこの方が住んでいるところも自然豊かな所だろう。圧倒的に大都会に暮らす人向けの漢方薬の郵送が多いが、北海道のように自然あふれる所の方にも、自然を愛でてとつい言ってしまいたくなる。
 長い間、微力ながら健康に回帰できるようにお手伝いをさせてもらった。そうして行き着いたところが、歩くことと、笑うこと。体中の筋肉を動かし、血流を盛んにし、気を巡らし滞りを解く。流れを盛んにし、干上がることを少しでも防ぐ。体も気持ちも同じだろう。持って生まれた生命力も、手当をしなければ傷めつけられるし、養生すれば長持ちする。
 至極簡単で、至極効果的。梅の木の傍を歩き、桜の木の下を歩けば、心の中にも花が咲く。若い人ならなおさら。

 

 

日本の原発汚染水排水は太平洋諸国の自決権を軽視 NZ学者
 【新華社ウェリントン3月13日】ニュージーランドの複数の専門家は新華社の取材に対し、福島第1原発放射能汚染水の海洋放出計画は太平洋諸国の主権と自決権を軽視しており、処理済みであっても残留成分には懸念が残ると語った。
  オークランド大学の社会学者カーリー・バーチ氏は、太平洋地域の人々には清潔と健康、持続可能な発展環境に対する基本的権利があると指摘。日本政府と東京電力がコミュニティー主導の協議、厳密な科学的議論、公開の審議を経ずに放射能汚染水の海洋放出計画を立てたことは、太平洋諸国の主権と自決権の軽視に当たると述べた。
 放射能問題に詳しい国際法律専門家のダンカン・カリー氏は、汚染水は処理済みでも懸念は残ると強調。福島の汚染水処理はトリチウム以外の放射性同位体の濃度を規制値以下に下げることを目標としているが、それでも放出水からは検出されるわけであり、トリチウムは処理しても除去できないと指摘した。
 オークランド大学のデビッド・クロフチェック物理学上級講師は、福島に貯蔵されている放射能汚染水の約7割には、核分裂で生じた核子が残っている可能性があるとの見方を示した。
 マッセー大学のジェイミー・クイントン自然科学部長は、日本が原発事故直後の2011年4月と5月に、汚染水の保管場所確保を目的に未処理の汚染水を海洋放出した事実を指摘。こうした勝手な行為が不信の種をまいたとした。処理前の汚染水に含まれる放射性同位体については、ヨウ素131とセシウム137が最も懸念されると述べた。