自然

 トンガ沖、千年に1度の大噴火か 津波発生の火山、NZ研究者指摘
 【ワシントン共同】日本など太平洋沿岸諸国に津波を及ぼした南太平洋・トンガ沖の海底火山噴火について、オークランド大(ニュージーランド)のシェーン・クローニン教授(火山学)が16日取材に応じ、この火山は過去にもほぼ千年置きに巨大噴火を起こしており、噴煙の半径260キロ、高さは20キロに及んだ。今回もこれに匹敵する規模との見方を示した。

 トンガの海底火山の爆発は、規模から言って「千年に一度の大噴火」らしい。と言うことは、僕らは千年に一度の自然現象を目の当たりにすることが出来た人間なのだ。人的被害がまだ報道されていないから、今ならこんなことを言っても許されるかもしれない、と言うか言わせてもらえないと後が続かない。
 科学的な知識が全くないから、あれだけ重い水を噴火で持ち上げることが出来るのがそもそも考えられない。僅かの範囲の水ではない。ほぼ無限と言ってもいいほどの水の圧力の下で爆発をし、その無限重量のものを持ち上げることが出来るものって何なのだ。そんなことが起こりえるのだ。化学式や数式で、それを表現できるのか。
 そんなわけもわからないほどの現象を僕たちは同時代的に経験したのだ。貴重と言えば申し訳ないが、科学をはるかに超えた自然の営みを目にすることが出来た。それはどれだけ価値があるかわからない。科学者のような知的な価値ではないけれど、自然を恐れ敬う、ほとんど古代人と同じような気持ちにさせられたのではないか。地球にとってはほとんど寄生虫でしかないように人間の存在も思えてくる。
 ほんの一瞬、ひょいと現れて、さっと去っていく。人生なんて彼の存在からしたらその程度のものなのではないか。大いなる営みの前に賛歌を捧げ心はひれ伏す。自然って、「凄い、自然って素晴らしい」

 

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