地震

 横揺れがした、足で踏ん張って支える、物につかまった、壁やトイレにも揺れた時のために手摺が欲しい、いつもの地震・・・これだけの言葉が会話の中に出てくれば当然地震があったんだなと、岡山県の人間なら思う。
 記憶にあるのは阪神・淡路大震災の揺れだから、恐らく20年以上揺れを経験していない。もっともその間、岡山県でも少し揺れたことはあるが、岩盤の上に立っている僕の薬局では揺れを感じていない。
 午前中の電話で相談を受けた女性の言葉は、すべてめまいの相談のためのもの。なるほどそうしてみれば、よく似ている言葉が2つの事象に対して使われている。女性が相談してくれたのは浮動性のめまいで、回転性のめまいとは違い、おのずと処方は違ってくる。相談時にめまいと言う言葉が出てこないのもこちらとしては参考になる。
 「いつもの地震かと思った」と言う女性のおおらかさは地震が少ない地に住む人間にはあり得ないコメントだ。この辺りで体に感じる地震があれば、2日や3日はそのことだけで話が盛り上がる。
 そんな中でも、この辺りで一番の心配事は南海沖地震。こればかりは避けられないし、震度6強だから、相当の恐怖を経験することになるだろう。東京の人とは違って、まるで予行演習なしでやって来る巨大な破壊に心は勿論、家も橋も山も護岸ももつのだろうか。
 浮動性も回転性もめまいなら漢方薬を作ることはできるが、地震にも耐えれる精神の漢方薬は自信がない。いや地震があっても自信はない。いや自信はあっても自信はない。

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