青二才

 何故か知らないが、僕の漢方薬がめっぽう効くご夫婦がおられる。今日も二人で、と言うか今回からお嬢さんに車で連れてこられることになったが、30分の距離をやってこられた。さすがにご自分で運転してくるのは家族に許してもらえなくなったみたいで、連れてきてもらうことになったが、まだまだ運転も大丈夫かなと思えるほどだ。
 10年以上前から来てくださるようになったが、その時々に崩した体調がほとんど漢方薬で修復された。おそらく、いわゆる持病と言うものがないから、若者がそうであるように、不調をその都度改善していけたのだと思う。腰の痛み、膝の痛み、めまい、切迫性失禁、副鼻腔炎、足の裏が砂をいつも踏んでいるよう、肩こり、胃腸風邪、下肢のむくみ等。決まって最初は病院に行くが意外と治らなくて、上記の症状はすべて僕の漢方薬で解決した。
 何でこんなにも治癒力が強いのだろうと思いを馳せるが、思い当たるのは、今でも現役でイチゴ農家を手伝っていることと、ご夫婦そろって穏やか・・・くらいだ。今日も問診をしながら、いやそんな必要もないからほとんど世間話だが「先生なんかまだまだ青二才じゃ」と言われた。「この歳で青二才と言われて喜ぶ奴がおるんか!」と言い返し・・・たりしない。なんだか希望が湧いて来た。そうかまだまだ僕は71歳にして青二才か?当分頑張れると言うお墨付きをもらったような気がした。
 ご夫婦のように体を使い自然と触れ合う仕事ではないが、田舎で暮らしているから自ずと自然の中にいるし、草抜きなど農作業の真似事もしている。穏やかな生活は出来ていないが、足下くらいには及ぶかもしれない。いただいた青二才と言う称号も、健康長寿も滅茶苦茶説得力がある。何せ93歳と90歳のご夫婦なのだから。

 

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