今日３人の明るい声の電話をもらった。全員漢方薬の注文だが、３人揃ってとても声が明るく、第一声で調子が良いことが分かる。不調はそれぞれだが、回復していただくと声まで変わるのかと３連荘だから感じずにはおれなかった。
津波で流された人、咳ごときで１日分が３０００円の漢方薬？を飲まされて何ら回復しなかった人、コロナで身近になったが、そんな言葉を誰も知らなかった頃からのブレインフォグで売り物の善良さを発揮できない人。人それぞれだが、僕には善良さがとても伝わり、短い電話だがとても楽しみにしている人たちだ。
ずいぶん長い付き合いだから、最初に相談電話、或いは訪ねてきてくれた時の声質から言うと、全く別人になってくれている。親しくなったのもあるかもしれないが、明らかに明るい声に変わっている。とても気持ちよく耳に響き、そして心にも響く。そうした声で僕自身がその日一日を慰め救われていることに気が付く。職業柄返りがあってはいけないが、明らかに僕も又、救われている。
