表現

 確か10年くらい前にも同じ言葉を聞いた。以前も来日して間もない通訳だったが、今回も同じ通訳の肩書だ。
 10年前は高松だった。素人集団だが、初めて見る和太鼓の演奏はかなり衝撃的だったらしく「あと1年間 太鼓はないのですか?」と言う言葉を発し、1年も待つことが残念そうだった。当然僕は近隣のコンサートをはすべて行くことにしているから、来年どころか来月にでも行けると答えると、とてもうれしそうだった。
 先月、秀明太鼓に連れて行った来日間もない通訳も全く同じことを僕に尋ねた。とくに秀明太鼓は、今まで100回とは言わない僕のコンサート経験の中でもトップクラスの演奏だったから、感動は半端ではなかったと思う。また連れて行ってあげると答えると、とても喜んでいた。
 そこで来月行われる県北のコンサートのポスターを、昨日草刈りに来てくれた時に渡した。県内の素人の団体が半分。愛知県のプロ集団「志多ら」が半分の時間演奏する。秀明太鼓の最高峰の演奏から素人集団の演奏だから、聞き応えを心配するが、そこは間に入ってくれる「志多ら」に期待するしかない。勿論「志多ら」はお勧めだ。
 昨晩、その通訳からメールが入ってきた。「お父さん 9月11日は土曜日ではないですか?私たちは仕事でコンサートに行けません」
 すぐにポスターを確認したらもちろん日曜日だった。一瞬土曜日のチケットを買ってしまったのかと後悔したが、今までの経験からそれはかなり確率が低いことが分かっていたから、間違いはないだろうと自信はあったが。
 僕はすぐにそのからくりが分かった。そこで次のように返信した。「土曜日はベトナムではないの?日本では日曜日ですよ」と。するとすぐに返信があった。「はいはい、や。。。お父さんまた来月」
 なかなか外国語でうまいこと表現するものだ。間抜けな勘違いを十分取り返している表現だ。

 

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