失望

 あまりの失望に、体にガソリンをかぶり火をつける。どれほどの深い悲しみがあったのか想像もつかないが、意識がなくなってくれるまでの時間、痛かっただろうな、熱かっただろうなといたたまれなくなる。転んでひざを打っただけで、剃刀の刃で1㎜傷をつけただけであれだけ痛いのに。
 習近平が殺した。奴は今日も美食を貪り、護衛に守られながら深い眠りに入る。
 爆発とともに肉片となり空に散った人はまだ幸い。手や足がもぎ取られ、それでも命が散らなかった人はどれだけの苦しみをこれから抱え続けて生かされるのだろう。毎日が、いや一瞬一瞬が地獄で生きるとはどういうことなのだろう。100万分の一も他者には想像できない苦しみ。
 プーチンが殺した。奴は今日も美食を貪り、護衛に守られながら深い眠りに入る。
 僕らが生まれる前の日本にも習近平もいたし、プーチンもいた。その孫が生れ落ちてまた日本人を生殺しにしている。中国やウクライナだけのことではない。もうこの国でも同じ歴史が繰り返され始めている。


チベット族焼身自殺が相次ぐ 習近平政権の少数民族政策の影響か
 中国では今年2月下旬から3月下旬までの1か月間で、3人のチベット族の住民が焼身自殺したことが明らかになった。2009年以降、チベット族住民による焼身自殺は約160件発生しているが、最近数年間は落ち着いているなかで、1か月に3人もの自殺者が出るのは、年間を通じて8人が焼身自殺した2014年以来のことだ。
 習近平国家主席は今年3月、北京で開催中の全国人民代表大会全人代=国会)で「中華民族の共同体意識」を強化するよう指示し、今年の重要施策として「少数民族と漢族(中国人)との融和」を強調した。とくに、チベット住民の共住区ではチベット仏教への弾圧や伝統的なチベット文字の使用禁止などが指示されており、これらが自殺者増加の原因となっているとみられる。
 インド北東部ダラムサラにあるチベット亡命政府(CTA)の情報によると、中国当局チベット人弾圧に抗議してチベット族の歌手ツェワン・ロブさんが2月25日、中国チベット自治区の区都ラサに位置する、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマの居住地であり、チベット仏教の聖地ともいえるポタラ宮前広場で焼身自殺を図った。
 ツェワンさんは日本の紅白歌合戦に当たる、大晦日に放送される中国の歌番組にも出演する国民的な人気歌手で、日ごろからチベット文字チベット文化の継承・保護を訴えていた。

 

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