底冷え

 底冷えとはこのようなことを言うのだろうか。小さい雨でも、さすがにこの気温では外出をためらうのだろう、ただでさえ静かな田舎町が時として昼間から静寂に襲われる。
 エアコンを28度に設定しているが、そして温度計は20度を示しているが、体感は屋外に立っているかのようだ。スリッパをはいて仕事をしているからか、足先が冷えて、腰の筋肉も硬くなっている。何かと冷えは体調にはよくない。子供は風の子、大人は火の子と、僕の漢方の先生がけだし名言を吐かれたが、毎年そのことが実感できるようになった。
 なぜか今日に限って寒さを敏感に感じるから、風邪でもひきかけているのだろうかと思っていたが、先ほど薬を取りに来た方の一言で理由が分かった。
 どのくらい全国で認知されているのか分からないが。岡山県では今日は特別有名な歳時記に当たる日なのだ。西大寺観音院で毎年行われる「裸祭り」の日なのだ。沢山の裸の男たちが、投げられた宝木を奪い合うというものだ。人と人の肌がすれて、熱を帯び冷水をかけられながらの奪い合いだが、正に深夜行われる日が今日で、1年で一番寒いと言われている。この日をもって春に向かうと言われている。
 それなら異様な寒さも問題ない。単なる道しるべの前を通過しているだけだ。コロナのせいで今年も祭りは中止みたいだが、お上と言うものや鬼業と言う者たちが、いかに悪意を持ってるかが分かった2年でもあった。見落としては倍返しを食う道しるべをコロナは立ててくれたと知るべきだ。

 

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