ある研究によると、悲しさ 孤独 不満が、インターネットと過ごす時間に比例しているらしい。もう一つ、インターネットは一部の人に巨万の富をもたらしたが、多くの人を貧しさに押しやり、ヘイトと言う汚い武器を与えてしまった。
 僕も、悲しさ 孤独 不満は少なからず持っている。ただそれらをインターネットの世界にはまり込むことで解決しようとは思わないし、そもそもインターネットは仕事の道具であって、それ以上のものではない。運がいいことに、僕の生活の、ほぼ100%近くは仕事が占めていて、それを維持するためにその他があると言う状態だ。いや、現代ではそのような生き方を運がいいとは表現しない。生活パターンを変えられない、哀れな昭和のおじさんなのかもしれない。
 僕は不満を恵まれない方に向けるようなことはしない。汚い強いものには大いに向ける。戦後のまだみんなが貧しくて質素な時代に生まれたおかげだと思う。
それを肌で感じながら大人になれたのを運がいいと思う。
 インターネットは使い方によっては貧者の武器になれる。どんな後進国でもスマフォを持っている映像に驚くが、弱者がより虐げられている弱者を攻撃するのに利用するのではなく、巨大な権力に立ち向かう手段に使うべきだ。見えない檻の中で生きていきたくはないだろう。