ある大学で、女子学生２００人にアンケートをした。声をかけてくる男が、正しく生きることを基準に暮らしている場合、それとも損得を基準に生きている場合、貴女ならどちらをを選ぶか？と。すると全員が前者を選択したそうだ。そこでその教授が導いた答えは、少子化が進行すると言うことだった。と言うのは耳が痛いが、女子学生全員が選んだ「正しく生きる」ことを実践しているような若い男が少ないから、結婚などする気にならないそうだ。「できるはずがない」と言う表現を使っていたかもしれない。
確かにこの国では、汚部などがすき放題していても、若者は全く声を上げない。隣の国などすぐに街頭に出て抗議の声を上げるのに、いやいや香港などは命までかけて理不尽に抵抗するのに、この国ではそんな光景はとんと目にしない。汚い年寄りに支配されてよくも恥ずかしくないものだと、不思議でならない。いつ気がつくのだろうと気の毒に思うことすらある。いつまで今のままの生活が維持できるのだろう。もっともっと生活の質が落ちていくだろうが、どこで気がつくのだろう。金のためなら、生きていくためなら、何でも受け入れざるを得ない時代が来そうだ。
