実践

 大方の予想通り、アラン・ドロンをアホノミクスの住む家の屋上に降ろしたのは原発反対を訴えるためのものだった。小出先生の言うとおり、放射能のゴミは元の所有者に返すべきだというのを実践した形だ。ゴミは福島のものだから、何処ででも簡単に手に入る。と言うことは、何処ででも被爆しているってことだ。たった一つのアランドロンのせいで警察官をあれだけ動員したのなら、福島にはもっと動員して住民を守るべきではないか。そしてアランドロンを飛ばしたくらいで逮捕されるなら、放射能を撒き散らし莫大な利益を得ているやつらは極刑しかないだろう。庶民に厳しく、金持ちや肩書きを持っているやつらは罪も問わない、こんな現状にお墨付きを与えている庶民が情けない。変えようと思えば簡単に変えられるのに。自分が、何があっても守られない側に属することを知れば簡単だ。お人よしに付き合わされて、今までに手にしたもの全てを失わされてはたまらない。