「命令も要請もせず自在に人を動かす。権力における自らの優位性は手放さない。そんな人物には気をつけた方がいい。これこそ典型的な悪の技法にほかならない。」  これはどちらかと言うとアホノミクスを擁護してきた側の人間の言葉だ。ところがさすがにその立ち位置の人間でもアホノミクスの無能さゆえの、幼稚さゆえの危険を理解し始めたのだろう。こう言って退場してもらわなければこの国のいわゆる庶民が殺されるということを理解し始めたのだろう。大企業のための戦争に駆り出されるか、中国と揉め事を起こしてとばっちりを一般国民が受けるのか、アラブの自爆攻撃にあうのか、或いはどんどん賃金を下げられ、社会保障費を下げられ、真綿で首をしめられるように窒息死させられるのか知らないが、どっちみち、アイツのお友達以外は所詮将棋で言うと「歩」みたいなものだ。替えはいくらでもある。死んでもかまわない、刃向かうことすらできない意気地なしの集まりだ。  ある番組でアホノミクスが好きか嫌いかと言う投票を行っていた。8割近い人間が嫌いだと答えていた。ただし面白いことに、好きか嫌いかとだけ尋ねているのに、多くの人がわざわざ「大嫌い」と書き換えて答えていた。そして意見の中で同じような人間も世の中には沢山いると思わされたエピソードがいくつもあった。答えた人同士でもよく似ていたし、僕ともそっくりだった。年齢も性別も違うのに、僕と同じようなことを考える人間もいるものだと、そしてそれが想像以上に多いと感心した。  ある回答者は、アホノミクスの顔を見るのがイヤだから、ニュースを見なくなったと言っていた。ある人はアイツの声がするとすぐにテレビのチャンネルを変えるのだそうだ。ある人はアイツの嘘の多さが気に食わないと言っていた。福島原発事故がアンダーコントロールと言ったり、森友や加計で、支持率が下がればうなだれて、説明を尽くすと演技したり、意味不明の言葉を連呼して煙に巻いたり・・・そして多いのが生理的に好かないというもの。分かる分かる、あの浮腫んだ顔に髭を加えればヒトラーそっくりだ。これはある友人が言っていたのだが、つい最近買い物に来た普通のオバちゃんが言っていた。大分普及したのか、もっともっとみんながそれに気がつけばいい。  こんなに汚い人間が国のトップにいるのだから、先は見えているが、こいつの上前をはねているのが竹中と言う奴だ。小泉の時に政権に取り入って甘い汁を吸ったやつだが、大学教授と言うより鬼業家そのものだ。国民の血税を安倍経由でパクッている。汚い人間の集団、今は何時代?昭和何年?