定義

 米国合同委員会の第8次報告として新たに発表された高血圧ガイドラインにより、成人の降圧治療対象者が減少し、目標血圧達成者の割合が増大することが判明した。この影響はとくに高齢者で大きいという。高血圧ガイドラインでは、60歳以上の血圧目標値を従来の140/90mmHg未満から150/90mmHg未満へと引き上げることが、また糖尿病あるいは慢性腎臓病(CKD)を有する患者についてもも130/80mmHg未満から140/90mmHgへと変更することが盛り込まれた。60歳以上では27.6%が降圧治療を受けてより厳しい目標値を達成していたことが示され、これらの患者は、高血圧ガイドラインでは降圧治療対象者とはならないことが示唆された。  日本の検査値の値が厳しいのは以前から言われていたが、恐らくそれは経済優先で患者を製造する機関になっていたからだと思うが、上記のようにアメリカでも30%近くの高齢者が不必要で有害な化学物質を飲まされていたことになる。高血圧でもないのに薬と言う名の化学物質を体内に入れられていたことになる。それで暴利をむさぼってきた製薬企業や病院はどう弁償するのだろう。肝臓や腎臓が薬を代謝するのに無駄に働いていたことになる。肝臓に慰謝料を払ってもらいたいくらいだろう。これから血圧だけでなく多くの検査値が見直されると言うから期待せずに期待する。と言うのは彼らの視線の先に患者はいないから。共犯関係の職種にしか興味はないだろうから。  検査値に疑義を唱えていた人の講演を聴きに行ったのはもう20年くらい前ではなかっただろうか。真実の声はなかなか届かなかったみたいだ。当時そうした理論を取り上げなかった権威達に今賠償の責任はないのか。  食べれて、眠れて、お通じがあれば元気と言う僕の先生のシンプルな定義のように生きられれば良しとする社会が再びやってくるかもしれない。