色々な行事の時に、お腹が鳴ったらどうしようなどと考えるようになったのは、貴女が着実に大人の階段を上ってきたと言うことです。貴女がずっと幼いままでいたらこんな事に突き当たって悩んだりしません。誰もが通る最初の関所にたどり着いたと言うことです。それは自我の目覚めとでも言いましょうか、あるいはナルシシズムの目覚めと言った方がよいかもしれません。自分のことがとても大切になり、今まで考えもしなかったことまで想像し、喜んだり残念がったりするのです。この心の変化はとても大切で、これがあるからこそ頑張りも利くのです。少しでも良いところを見せようとする、これが青春前期の活力の源泉だったりするのです。早かれ遅かれ誰もが一度は通らなければならないものです。自分だけが陥る特別なものとは考えないでください。ひょっとしたらもう経験している人もいるかもしれないし、来年の人もいるかもしれません。僕は高校2年生でした。とてもつらかったけれど、薬剤師にならなければならなかったので、なんとかごまかしながら卒業しました。当時は本当につらかったけれど、この経験が後の薬剤師人生にとても役に立っています。 人は、何か特別なことに遭遇すると戦闘状態になります。脱糞して身体を空っぽにしたり、血圧を上げハイな状態にしたりします。戦うときは体を小さくしますね。のけぞったりはしません。その時お腹もファイティングポーズになり、ガスが入っている腸(器)が小さくなるため、相対的にガスが大きくなったように錯覚し、痛みになります。実際にガスが突然沢山発生するのではありません。お腹の筋肉を緩め器を再び大きくすれば貴女の苦痛は軽くてすみます。これは今まで沢山の人をお世話して僕が勝手に考えた理論ですが、治った人が多いですから結構あたっていると思います。貴女にもその様な薬を考えました。また、肝っ玉がすわるような処方も考えました。知らないうちに今の悩みが薄らいできます。貴女にもきっと夢があるでしょう。漢方薬の力を一時借りながら夢を実現させてね。お腹なんかで夢を諦めるのはもったいないですから。