距離

 いよいよ明日で、僕がブログを載せていただいている「のブログ」が終わる。終わるという意味が僕には分からないのだが、消えてなくなるのだろうか。コンピューターの世界で消えてなくなるということがあるのかどうか分からない。或いは終わると言うことは、新しい文章が明日を限りに更新されないと言う意味なのか。
 大した文章ではないが、僕の人生で続いたものと言うのは極めてまれで、このブログ以外には漢方薬、バレーボールしかない。後はすぐに止まった。基本的には飽き性だからこの3つは非常に珍しい。バレーボールはとにかく楽しかったし、健康にも良かった。そもそもスポーツは好きだし。漢方薬もとにかく楽しかった。効果がすぐに現れてくれるし、病院で効果が得られない人たちが多くやってきてくれて、こちらのモチベーションも随分と高いところで維持できる。先人に教えを乞い、勉強したことを患者さんと二人三脚で40年近く研鑽してきたような気がする。
 何度か書いたが、そもそも僕がブログを始めたのは、10数年前に薬局を手伝ってくれたおばちゃん薬剤師のおかげだ。牛窓だけにとどめておくのはもったいないと思ってくれたらしくて、パソコンが出来なかった僕に代ってパソコンを勉強しホームページやブログをセットしてくれた。僕はそれに乗って文章を書いてきただけだが、田舎の薬剤師がどの程度の実力で、どの程度の実績があるかを公にしてくれた。それで評価が上がったのか下がったのか分からないが、あたかも僕と旧知の間のように多くの人との距離を縮めてくれたのには貢献してくれたと思う。
 これからは下記にアドレスを示している「はてなぶろぐ」とか何とか言うところで読んでいただく事になるが、のブログと同じように上品な場所?であって欲しいと下品な僕が望む。今回は漢方問屋の専務さんに全てセットしてもらったから結局僕は「分からん」・・・ だから、またまた文章を書くだけ。