長閑

「苦しい。ごめんなさい」と言う言葉を残して、ある男性が自ら命を絶った。ニュースで流れる映像から、長閑なところで自然を愛して暮らしていた人だろう。動物の被害を防ぐために電気柵を作り、なんら悪意なく暮らしてきた人だろう。このような結果を予想していた人は周りには多かったかもしれない。それでも防ぐことが出来なかったのは家族の方にとって痛恨の極みだろう。  悪意がなくてもいずれ裁かれるのかもしれない。でも僕は自ら命を絶つのをもっともっと先に延ばして欲しかった。そうすればその方が、命を絶つ必要などなかったことに気がついてくれるはずだから。なぜなら、『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」とツイッターで批判した童顔の政治屋や、集団的自衛権に対し「法的安定性は関係ない」と発言した酒がすぐ回る政治屋や、オリンピックの競技場で儲けようとしたやつらや、数え切れない人間に被爆させている東電のやつらや、アメリカさんの言いなりになっているアホノミクスなど、悪意があっても裁かれない人間が多いことに気がつくはずだから。  こんなやつらよりあなたの方が先に逝くべきではなかったのだ。