宅急便

 「魔女の宅急便の実写版のロケをオリーブ園でやっていますよ」と教えてくれたのが、クロネコヤマトの宅急便のおじさんだから面白い。さすが毎日くまなく町内を回っているだけあって、ハンドルのついているインターネットだ。 魔女の宅急便とやらを見たことがないので、実写だなんだと言われても興味がないが、町の人の噂にも上っていないところを見ると、出演者がそれほど有名ではないのではと思った。事実運転手さんも俳優の名前を挙げることは出来なかった。  早速その手のものに興味津々の漢方問屋の専務さんに連絡したら、俳優が買い物に来たら是非教えて下さいと頼まれたが、その俳優を知らないのだから手の打ちようがない。先週、隣町の西大寺と言うところに、暴雨風の、いや台風の、いや間違った、嵐の一人が来て見に行ったらしいから、追っかけも堂に入ったものだ。男優でも女優でも良いらしいから余程芸能人が良いのだろう。僕など最近のテレビなどで低能人のオンパレードに閉口しているので、その気持ちが理解できない。ただし能年玲奈は別だ。彼女のおかげで月曜日から土曜日まで仕事が頑張れる。その穴を埋めるべく「トンイ」が何故今晩無いのだ。都議会議員選挙なんてどうでもいいのに。20数パーセントの投票率で全てを決められるのか。年寄りが若者を支配する構図はこれで又変わらない。