トラックバック

 まさか倉庫の前でもあるまいし、パソコン画面の中で何故トラックがバックするのか分からない。ダンプやバスや救急車ではいけないのか。 ブログにそっと挨拶を送って下さる方がいる。元々以前世話になっていた薬剤師に段取りをしてもらって訳も分からず文章を書いていただけだから、今だシステムについては何も知らない。知ろうとも思っていないと言う方が正確かもしれないが。だから、短いコメントをどの様に送ってくださるのか分からないし、それにどう答えていいのかも分からない。画面を訳も分からず触っていて壊したらだめだから、できること以外は挑戦しない。  僕の拙い文章を楽しみにしてくださっているらしいが、数人の方のペンネームがどこか引っかかる。幸せを謳歌している人ならいいが、どこか陰を感じる。勿論ペンネームだけで何かを判断するってのは飛躍かもしれないが、幸せすぎる人が選択する名前ではない。ただ、それが僕には、僕の文章にはとても似合うのだ。元々僕の薬を飲んでくれている人のために自己紹介がてらに書き始めたものだが、恐らく僕の薬とは無縁の人達も今は読んでくれているのだろう。飛び抜けて明るい話題もないし、何かの役に立つわけでもないが、それでも「楽しみ」にしてくれている人がいる。  僕の想像が当たっていたら悲しくて、はずれていたら失礼だけれど、何かの重荷を背負って砂浜に深く残る足跡を付けながら歩んでいるかもしれないまだ見ぬ人に、幸多くあれと願わずにはおれない。