機知

 個人を特定できる内容は全く含まれていないから、ほぼ無修正で掲載させていただく。ヤマト薬局が作っている胃腸風邪の薬(ノロウイルス等)のキャッチコピーに使わせていただくか、説明文に使わせていただければもっとこの漢方薬が流行ると思うが、理由はそうした実利的な目論見からではない。  僕は今までほぼ1000人くらいの方とメールでやり取りをした。短期間で終わる人もいれば5年10年の人も中にはいる。その中には、ごく自然に経過報告をしてくれているだけなのに、とても文章が上手い人がいる。恐らくすらすらと書き終えているのだろうが、機知に富んだ言い回しが随所に見られる人がいる。僕にメールを下さる人だから、体調不良を抱えている人で、それもかなりの年月をその克服のために費やしている人がほとんどだ。どうしても苦痛に満ちた暗い文章になってしまうが、それを思わず噴出させるほどの語彙で逆転させる人がいる。実はインターネットでお世話し始めてからずーっと感じてきたことだ。あえて上手ですねなんて言うと今度から構えられては本当の症状を聞くことができないから、1人上手いなあと感心しながら、楽しみに読ませてもらっている。そうした方はさすがに少なくて、片手でも余ってしまうが、僕はその才能を生かしたらいいのにといつも思っている。その中の1人に僕は実際にお会いしたのだが、言葉少なくて、どうしてあんな文章を書けるのだろうと思ったことがある。でもその方と2日間過ごして、僕が知らないことを、特に僕が苦手な分野のことに興味を持っていて、ぽつぽつと話す言葉に知識不足でついていけなかった。恐らくその方の心の中には溢れんばかりの言葉があるのだと思った。その方はそれを無意識に安売りしないだけなのだ。僕はそう確信した。以来無口な人ほど心の中に一杯の想いをためていると理解している。以下のメールを下さった女性もまた同じような人ではないかと勝手に想像している。僕にくれるメールを上手くつぎはぎすれば短い小説くらいにはなるのではないかと思ったりする。  勿論皆、今までどおりさらりと、それぞれの個性で書いてくださればいい。僕はひたすら体調不良を如何に軽減できるか知恵を絞るだけなのだから。

先月、身に覚えのない胃腸の不調(熱、鼻水、下痢なし、身体も冷やしていない)を 感じ、1年も冷凍庫に眠っている胃腸カゼ用の薬の存在を思い出しました。最初は ノロウィルスのように余程ひどい症状の際に服用する薬で「今じゃないでしょ」と思い ましたが、飲んでみたいという好奇心が沸々と…見当違いとしても漢方薬なので問 題ないだろうと一包お湯に溶かして飲んでみたらビンゴ!2時間もしないうちに爽や かに回復☆その後も怪しい時に2回服用しましたが効果覿面でした。有難い常備薬 がまた増えました。「ん?」と思ったら早めの一包。治ったと思ってももう一包飲んで おくと万全です。コツを掴んできました。