握手会

北の将軍様とアホノミクスがそっくりに見えてしょうがないのだが、皆さんはどうだろう。記憶違いかもしれないがどちらも戦車の前ではしゃいでいたような気がする。まるで百貨店の屋上の乗り物に乗せてもらった幼児のような光景だ。そこで成長がストップしているのかと思えるほどだ。よほど取り巻きに大切に育てられたのだと思う。僕などせいぜい与えられたのは、ショベルカーのブリキのおもちゃくらいで、それもせめて幼稚園までだろうか。あの二人は大人になってから本物を与えられるのだから育ちが違う。下々とは圧倒的な差で、自分たちを守るためには下々を困難な闘いの場所に行かせることなど何のためらいも後ろめたさもなく出来るみたいだ。口ほどに勇ましいのなら、住宅地まで降りてくる熊と素手で戦って庶民を守って。 そう言えばまだまだ似ている人がいる。何かを習うと言うような苗字の偉い人と、どこかに沈むような名前の偉い人だ。何がどうなって、そろいもそろって好戦的な人が幅を利かすようになったのか知らないが、庶民が駆り出され殺し合いをさせられるなんて真っ平だ。息子が死に、兄弟が死に、おじやおいが死に、一緒に働いた人が死に、それも自分のために戦ったのではなく、駆り出されて死ぬなんてことにまた甘んじようと言うのか。 どんなに蔑まされようが、それよりはAKBの握手会に出たい。ギョロ目のビッグマウスがいようがサッカー日本代表を応援したい。金で集めた選手ばかりの巨人を応援したい。