判決

 「イタリア中部ラクイラで2009年4月に死者309人を出した大地震で、事前に住民に警告しなかったとして過失致死罪で科学者ら7人が起訴された裁判で、ラクイラ地裁は22日、全員に禁錮6年の有罪判決を下した。科学者らの判断が「不正確かつ不完全、矛盾に満ちている」と指摘」  なんて羨ましい判決だろう。地震予知でこの程度の罪に問えるのだったら、日本で、原発が安全だとうそぶいてきた御用学者達を無期懲役か死刑に出来るのではないか。御用学者達だけでなく、政治家やマスコミの人間も然りだ。何十万人の土地や仕事を奪い、何百万人を被爆させて、何の罪に問われないようなことが許されるのだろうか。ほとんど日常の中に放射能という言葉が流通しなくなった今、多くの人があの頃より寧ろ無防備被爆している。 復興財源がおよそ関係ないところに使われていると言うが、ここは一つ巨大な刑務所を造って、嘗て栄光と富を欲しいままにした奴らにこぞって入ってもらいたいものだ。そして原発事故で職を失った人達を刑務官に採用して、奴らを鞭でシバいて欲しい。善良な市民達が浮かばれることもなく床に伏せて、堪え忍ぶ姿など見たくない。忍耐強いなどの美徳は捨てて、必ず一矢報いて欲しい。大企業を守ることを優先して、市民はまるで虫けらの如く扱われていることを忘れないで欲しい。