弁護

 初回を見ただけで「なんじゃこりゃあ、めちゃくちゃ似てる~」と大きな声をあげた。顔の造り、表情、話し方だけでなく、気性や仕草までがとても似ているのだ。設定さえ合わせてくれれば、ほとんど生き写しに近い。 まだ始まって間もないNHKの朝の連続ドラマのヒロインが、僕の漢方薬を親子3代で飲んでくれているお家の若いお母さんにそっくりだ。何度もブログにも登場して貰っているのだが、初めてやってきたときの「一度来てみたかったんです」と言う挨拶が忘れられない。今では「一度来てみたかった」が「50回は来た」になったが、当初の輝く目と裏表のない言動はさわやかそのものだ。適度な力の入れようで、いや抜きようで?うまくお子さんを育てている。  そんな彼女にヒロインがそっくりなのだ。本人はその番組を見たことがないと言うから是非見てくれと頼んでいたら、それをお母さんに言ったらしくて、本人もお母さんも何となく僕の指摘を受け止めてくれている。そう、彼女を良く知っている人なら誰もが頷いてくれると思う。  NHKの朝の番組には珍しく今回の「純と愛」はコメディータッチなのだ。熱心な朝ドラファンにはそれが不快らしいが、所詮いいとこどりの僕には軽いタッチが面白い。朝からうるさいと批判する人もいるが、朝から重いよりはいいような気がする。前作の掘なんとかという女優が完成されたしとやかな演技で魅了したから、今回の逆の設定が余計軽く見られるのだろう。  僕が何もNHKの弁護をする必要はないのだけれど、彼女と余りにも似ていて親近感溢れっぱなしだから取り上げてみた。