イタリア語

 あの日も、およそ1000人くらいが「手」を読んでくれた。恐らく多くの人が共鳴を持って読んでくれるだろうと思っていたが、今日下記のようなメールをもらった。人生にどこか飛び降りるところがあれば、今にも飛び降りそうな彼女だったが、本当ははい上がろうとして必死だったのだ。だから僕を訪ねてきたのだ。こんな素敵な内容のメールをくれるなんて、まるで別人だ。生まれ変わるってことが実際にあるのだと確信を持てる。彼女がくれたメールは一杯保存しているが、青春を山水画で描いていた。  僕は過敏性腸症候群を病気だとは一度も思ったことがない。多くの人に接したが、接すれば接するほど自信を持ってそう断言できる。お腹を治せば人生が開けるのではない。お腹を治しながら人生を開くのだ。2人の体験談で過敏性腸症候群や心の不調の改善の仕方を少しでもイメージしてもらえれば幸いだ。  それにしても彼女がイタリア語だなんて。高校にも充分には行けなかったのに。学校では学べなかったことをその間に学んだに違いない。学校の知識なんていつからでも学べる。焦りも拘りも必要ない。色々なことを成し遂げた人の中でも、学歴がないひとの方が圧倒的に多いではないか。この僕だってパチンコしかしなくて薬剤師になっているのだから、如何に勉強なんてのが適当で、いつからでも始められるかよく分かる。やりたいことが見つかれば勉強なんて苦痛でもなんでもない。社会が如何にその機会を平等に多く与えることが出来るかだ。 今度会える時は、彼女は自分で車を運転してきてイタリアーノとかスパゲッティとかろれつが回らないようなイタリア語を話すのだろうか。

お久しぶりです。○○○○です!  大和さんのブログ、いつも楽しみに読んでいます。先日の『手』というタイトルの記事を読んで、私もこの人と同じ事を思っていたので驚きました!  テストも終わり夏休み真っ只中です。小学校以来ずっと勉強、楽しいと思えなかったのに、大学になって勉強が楽しいと思うようになりました。なかでもイタリア語は凄く楽しいです!大学に行ってまだ短期間ですがいろんな事を学んだ気がします。最初の頃は、授業なんか頭に入らなくてもいいから...友達なんかできなくてもいいから...適当でも何でもいいから...と、お腹の無事だけを思って過ごしてました。でも私の大学の人達は、勉強や音楽に一生懸命で揺るがなくまっすぐでした。そして気配りができて、優しい人達ばっかりでした。そんな人達と演奏会や毎日の授業に参加していると、なんて自分は適当なんだろ…と思いました。それは私が見つめていた所をあっけなく通りすぎて、意外にもすぐ傍にあった思いもよらない所で光っていました。このままじゃお腹よりも、変なプライドよりも、何かもっと大事なものがダメになると思いました。自分の為ならもっと一生懸命に生きるべきだ..と思いました。それからなるべく気をしっかり持つようにして(笑)、授業に集中できなければ電車の中で予習するようにし、今まで壁を作っていた友達付き合いも少しずつ自分から話すようにしたり、小さな事でも"出来た"って事をして帰るようにしました。今はいろんな事を勉強、挑戦、失敗したくてたまりません。激しく落ち込む時も不安も迷い、心配もありますが、それよりもこれからにワクワクドキドキの方が大きいです!大学でせっかく貯めたパワーを夏休みで失ってしまわないように8月から教習所に通い始めました!今日は2時間運転してきました!これも楽しいです!!  ずいぶん長く書いてしまいました(^_^;)笑