岡山訛り

 生体腎移植について毎日トップニュースで伝えられている。医師が岡山県出身で、ひょっとしたら嘗てその医師の処方箋を受けつけたことがあるような気がするから、又医師がインタビューで岡山訛りを隠そうともしないので親近感を持つ。腎臓を売買した患者がいたことで発覚したのだが、学会に属さないで結構実力を持った人がいるものだと感心した。マスコミに頻繁に取り上げられるカリスマ医師ばっかりが、神の手を持っているのかと思ったら、アンダーグラウンドなところで、沢山の命を助けている人がいるものだ。僕など親近感を持ってしまう。  彼が正しかったのか、間違っていたのか、素人の僕には分からない。ただ、マスコミがまたしても正義面して暗黙のうちに裁くのはいただけない。世論を誘導してしまう危険は、折に触れて感じる。ありとあらゆる場面でそれが気になる。