姉が横浜から持参した幼い頃のアルバムを、母を中心に、義兄と姉が両サイドに、後ろ側に僕ら夫婦とかの国の若い女性二人が陣取って1頁ずつゆっくりとながめた。時に母は自分でページを捲り、姉の解説に頷いたり口を挟んだりした。最近ではあり得ない光景に…
大和路快速で大阪の中心部が近づくと、まるで襲いかかるように建っているビル群が迎えてくれる。観光で疲れたかの国の女性達は疲れて居眠りをしているが、僕にはある想いが頭を過ぎった。それは人間は、と言うより人類は長生きをし過ぎていると言う考えだ。…
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