秋は 川面を渡って 橋の向こうから 僕の襟元に そっと忍び込む 背中の下で 昨日の雨が 震えている カラスが1羽 右の目から 左の目へ 消えていく 土手の上をトラックが 我が物顔で走り去る 残された砂埃だけが その時だけの命もてあます 僕の心の中には もう…
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