云々

 「・・・・・・・云々」もしこれを読めない人間が薬剤師なら信用してもらえるだろうか。もしこれを読めない人間が、医者なら命を預けるだろうか。もしこれを読めない人間がパイロットならその飛行機に乗るだろうか。もしこの字を読めない人間が設計したとしたら、そのマンションに住むだろうか。もしこの字が読めない人間が設計したなら、その車に乗ることが出来るだろうか。もしこの字を読めない人間が教師なら、子供を預けることが出来るだろうか。もしこの字を読めない人間が軍隊を指示していたら、敵陣に突っ込むことができるだろうか。もしこの字が読めない人間が編集者だったら、その新聞や雑誌を購入するだろうか。もしこれを読めない人間がワイドショーのコメンテーターだったら信用するだろうか。もしこれを読めない人間が銀行の頭取だったら金を預けるだろうか。  官僚の書いた答弁書を、あたかも自分の答弁のように読んだアホノミクスが「・・・・・でんでん」と読んだ。この程度の人間に国を牛耳られてこの国の庶民はよく我慢できるものだ。僕は少なくとも屈辱に耐えられない。アホノミクスが「信頼できる」と評した海の向こうのカルタとそっくりだ。奴等と同じ時代に生きたことが悔やまれる。