ヤングケアラー

 ヤングケアラーという言葉を今日ラジオで初めて耳にした。18歳以下の子供で家族の世話をしている人のことを呼ぶらしい。いみじくも一昨日、赤穂と言う、僕の好きな街でそのことが原因で殺人事件があったから、印象深く聴いていた。優しすぎるがゆえんで、おじいさんやおばあさんの世話をしている人、片親でどうしても世話をして上げなければならない人、パターンはさまざまらしいが、学業に支障を来たしながらも誰にも相談できずに、孤軍奮闘する子供達が、ある統計によると全国で18万人と言っていた。この数に驚いたが、さもありなんとも思う。  こうした子供達の実態は見えにくくて、サポートする体制も整っていない。お友達内閣に、そうした下々のことは見えない。戦車一台、戦闘機一台でどのくらいのその子達を救えるだろう。それどころか戦地へやられる最初の人間に選ばれるかもしれない。 たった25%の支持ではしゃぎまくっている奴らに、社会の鉄槌がいつ落ちるのか楽しみだ。