養鶏場

菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、韓国が東京電力福島第1原発事故後に福島県などの水産物の輸入を禁止している問題で、韓国を世界貿易機関WTO)の紛争処理小委員会(パネル)に提訴する意向を表明した。日本は5月、韓国との2国間協議を求めてWTOに提訴したが、協議が不調に終わったため、紛争処理の次の段階となるパネルへの提訴に踏み切ることにした。菅長官は会見で、「韓国政府はWTOのルールに基づいて誠実に対応するとともに、WTOの結論を待つことなく規制を早く撤廃するべきだ」と述べ、韓国側に速やかな規制解除を求めていく方針も示した。韓国は2011年3月の福島原発事故を受け、福島など8県の水産物の輸入を一部禁止し、13年9月以降は禁輸対象を全ての水産物に拡大した。

恥も外聞もないとはこのことだ。よくもこんなことが出来るなと思うが、こんなことが出来るから政治屋になっているのだろう。国民に放射能まみれの食べ物を食べさせないと、もし本気で政治屋が思っていたら、同じことをどの国もすべきだ。そして何よりもこの国がすべきだ。ところがこの国の政治屋や役人は庶民の寿命が縮まろうが病気が増えようがそんなことは気にならない。ただただ、企業家を助け、やつらと仲良くし、おこぼれを頂戴し、人生を謳歌できればいいのだ。福島の誰々さんが病気になるより、トヨタの車が売れるほうが嬉しいし、宮城の誰々さんが寿命を縮めるより東芝原子力発電所が売れるほうが嬉しいのだ。  アホコミは相も変わらず政治屋の広報係りに成り下がる。放射能を食べさされている国民はさながら養鶏場の出荷を待つ鶏だ。くちばしで一矢報いることもなく、毛を抜かれ皮を剥かれる。とうに精神は抜かれているから痛くも痒くもないが。