歩きながら何の気もなしに上を向いたのだ。星もない暗い夜だったから、空を見上げる理由もない。何も見えないのだから。ところが何故か僕は見上げた。するとジャンプすると手が届きそうな辺りを大きな鳥が滑空していった。まさに滑空だった。音もなく、ただ…
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