もう何年も、ある一つのものを定期的に買いに来る老人がいる。恐らく脳梗塞でもやったのだろう、歩くことも不自由だし、手も不自由、言葉も不自由だ。会話がほとんど出来ないから、僕はどこの誰か分からずに応対していた。今日、その方が薬局にいる間にある…
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