中学校のテニスコートは3面あるが、今は生徒の数が少ないから3面は必要なく2面だけが使われている。見ているわけではないが、一番西のテニスコートには草が生えていて、生徒達が走り回っている面影はない。他の2面はボールがイレギュラーしないように常に整地されているがその面影もない。落ちるところによっては何処に飛んで行くか分からないくらい、穴だらけだ。
 ただ、いくら荒れていてもさすがにテニスコートだけあって、足跡を残すようなことはできない。そこで必ずコートの外を歩くようにしている。テニスコートの中より背丈が長い草が生えている。僕は少しでも草が生えないように、草の上を歩くようにしている。草のしたたかな生命力を持ってすればほとんど意味がないことだろうが気休めだ。
 今朝いつものように草を踏みながら歩いていると、ある所で振り上げた足を下ろすとことが一瞬出来なくなった。草と思っていたのだが、先端に小さな花を咲かせていた。そしてその時に思った。草と花の差は・・・・・・・・・・・・・
草は抜かれるが、花は摘まれる。同じ動作なのに、育まれるものと、抹消させられるものの差だ。
現代を生きるあなた、あなたはアホノミクスに抜かれるのか摘まれるか?                                 

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