計算機

 同じような体験を何度もするが、今日の計算機も驚きの体験だった。  必ずどこかにあるはずなのに、もう1年出てこない。僕が妻の計算機を借りてそのままにしておくから、もう我慢ならなかったのか買ってくるように言われた。今日はぎっくり腰の後遺症で、あまり何処にも寄りたくなかったのだが、これ以上妻の計算機を借り続けることは出来ないと思って、諦めて買うことにした。僕のイメージでは安いものだったら1000円を少しオーバーするくらいで手に入ると思っていたが、なんと498円だった。これには本当に驚いたが、1年も我慢していたことが、そのストレスがもったいないと思った。そのストレス代は498円どころではなかったはずだから。  アホノミクスはデフレ脱却を図って、あの手この手で人の金を使って自分の政権の延命を図っているが、僕ら庶民は物が安くなることに何の不満もない。めったに買い物しなくて、買うのもメチャクチャ安いものだとしたら、こんなに日本人的な行為はない。質素倹約を地で行くのだから、武士道か大阪商人か近江商人か知らないが、日本人が好む道徳そのものだ。それに比べ似非愛国者のアホノミクスは、お金持ち大好きで、金持ちさんにも白人さんにも気に入られたくておべっかを使っているだけだ。浮腫んでいるのは顔だけではなく精神もだ。どうも筋金入りではないらしい。