米ファストフード大手マクドナルドの社内サイトに、ハンバーガーなどのファストフードは食べない方がいいという助言が掲載されていたことが分かり、メディアに注目されている。今回注目を集めることになったのは、社内サイト「マックリソース」に掲載された写真。チーズバーガーとフライドポテトと赤いカップに入った飲料の写真には「不健康な選択」という説明書きがあり、その隣のサンドイッチとサラダと水の写真には「健康に良い選択」という説明が添えてあった。
ヤフーに載っていた記事だから多くの人が読んでいるとは思うが、僕みたいな職業の人間にとっては、その手のものが国内で展開され始めたときから、口にするべきでないことは分かっていた。恐らく僕は一度しか食べたことがないのではないか。子供達にせがまれて一度行ったことは覚えているが、子供達さえも二度と行こうとは言わなかった。 上の記事のマクドナルドの所に他の会社名を、ハンバーガーの所に他の商品名を入れたらかなり多くの記事が書けるのではないか。自分たちではとても怖くて消費できないようなものだって一杯出回っているのではないか。業界の人だったらそうした裏話に事欠かないだろう。いっそのこと暴露して首にでもなった方がいいくらい考えている人もいるのではないか。いやいやこの国ではそんな気骨のある人はいないか。 僕の属している薬業界でも同じだ。必要のない薬がどんどん作られ、消費者と化した人間の胃袋の中に捨てられている。僕の先生が教えてくれた「食べれて、排泄できて、眠れれば健康」からしたら、又かの国の女性が言うように、倒れたときと吐いたとき以外は病院に行かないからしたら、ほとんどの人が健康だ。この国の人は朝から晩までマスコミに脅され、薬の廃棄物処理場に進んでなっている。一体本当にそれらを開発した製薬会社の人間が自分で服用するだろうか。自らが作ったキャッチコピーを本当に信じて飲むだろうか。 経済最優先と言えば格好いいが、要はお金、金、銭。この国のトップ?からして品のない顔をしているが、それが下々まで行き渡ってきた。「ボロは着てても心は錦」誰かが唄っていたが、今では決して受けない歌詞だ。