脱出

 いつもお世話になっております。9/○から9/○にグアム旅行へ行ってきました。煎じ茶の代わりに作っていただいたお薬を持ち、無事過ごせるように願いながら向いました。4日間、本当に体調もよく食事もお酒も飲みましたが、大丈夫でした。さすがに団体行動の島内観光だけは自信がなかったので参加しませんでしたが、楽しく過ごすことができました。当たり前のことだと思いますが、冷静になってみると「意外とトイレって行きたくなってから探して行っても大丈夫なんだ!」ということに気付きました。大人用おむつを使わないで済みました。残りのお薬を飲んで、様子を見てみます。もしかしたら治ったのかもしれません。とても楽しい旅行ができました。本当にありがとうございました。

 もしかしたら、「かなり」治っているのではないですか。団体での島内観光が出来ていたら完治だったと思います。過敏性腸症候群はご本人が治ったと思った瞬間が完成なのです。少なくとも完成まで一気に距離を縮めたと思います。過敏性腸症候群は巷では治りにくいと言われていますが、これは治療側だけでなく、患者さん方も思っていますが、そんなことはありません。その決めつけが不利に働いているだけです。治らないと言う情報を意図的に流して、職業に結びつけている人もいますし、自分を慰めている人もいます。貴女が下さった症状に関する情報を僕が理解して処方に反映していく作業を地道に続けていけば完治します。お腹なんかでとにかく人生の質を落とさないで、これが僕の一番言いたいことです。  多くの権威ある人や機関を全く信頼できない時代に、草の根の部分で懸命に生きる人達にこれ以上無用のハンディーがあって欲しくないのです。一介の田舎薬剤師に出来ることはしれていますが、同じ地平に立ち一緒に脱出を図ることは出来ます。最後の壁(団体行動)もどんどん現場を作って乗り越えましょう。ゴールは壁の向こう側で待ってくれているのですから。 ヤマト薬局