応援歌

エッセイ

ある火事の現場で、屋上に取り残された子供を救いに消防士がやっとの事でたどり着いた。しかし、目と鼻の先までに接近できたのだがそこまでが限界だった。必死の覚悟で登ったのだがそれ以上の接近は出来ない。道路から見ていた人達が一斉に消防士を応援した…

エッセイ

ある火事の現場で、屋上に取り残された子供を救いに消防士がやっとの事でたどり着いた。しかし、目と鼻の先までに接近できたのだがそこまでが限界だった。必死の覚悟で登ったのだがそれ以上の接近は出来ない。道路から見ていた人達が一斉に消防士を応援した…

エッセイ

ある火事の現場で、屋上に取り残された子供を救いに消防士がやっとの事でたどり着いた。しかし、目と鼻の先までに接近できたのだがそこまでが限界だった。必死の覚悟で登ったのだがそれ以上の接近は出来ない。道路から見ていた人達が一斉に消防士を応援した…

年齢

エッセイ

たまにこのような質問をされることがある。かなりの自信を持っているから出来る質問だと言うことは容易に想像がつく。しかし今日の相手は相当手強かった。杖をつきながら入ってきた老婆が、自分の症状を説明した後、この人の薬も作ってと言った。その後にす…

エッセイ

あまりにもＭＵＳＴ（しなければならない）に徹してこの数年頑張りすぎたかなと思う。もともと几帳面に生まれついているから、ずぼらな部分と調和させないとしんどかった。バランスを崩したときにはいろいろな身体的な症状でバランスをとっていた。どの時代…

エッセイ

お母さんは、お子さんをおくと買い物に行ってくると言って出ていった。お母さんは買い物がしたいわけではない。都市部の人が牛窓に来てわざわざ買い物をする必要はない。お子さんを一人にして、母親の前では言いにくいことも全部僕に聞かせようと企てたのだ。…

エッセイ

ある程度の疲労から免疫を落とし、病気になったのなら、体力を付ける薬と症状をとる薬で何とかなる。ところがそれらではとても追いつかない症状もある。もうひたすら寝るしかない状態、横になっているしかない状態というのがある。最新の現代薬で攻めても、…

エッセイ

職業柄、風邪の患者さんや時にはインフルエンザらしき患者さんと接することが日常だ。感染する確率は高いが予防接種をしたこともないし、タミフルを飲んだこともない。栄養剤を飲んで、牛黄を飲んで、ピリン系の解熱剤を飲めば、うまくいけば半日で治る。（…

エッセイ

人の身体はうまくできていると言うべきか、優しいと言うべきか、なかなか２カ所が同時に痛むことはない。例えば、首と腰の両方に欠点を持っている人が、両方痛いと訴えてくることはほとんど無い。一方が治れば他方が悪化し、一方が悪化すれば他方が自然と治…